小児科医の子育て"ひとりごと”

先週くらいから一般診察の患者様の数が増えてきました。
気温の急激な変化で鼻や気管支の粘膜が過敏になりやすい時期です。

子どもは気管が細く少しの炎症でもぜんそく様の咳や発作を起こしやすいものです。特に夜間に症状の悪化が見られることが多く、保護者の方はご心配になることが多いでしょう。咳の時の対応や夜間でも病院を受診したほうが良い目安などを知っておくと安心です。

咳、発作の時にまずすること
●新鮮な空気にあたる
　窓を開けて室内に新鮮な空気を入れましょう。
●上半身を起こし、楽な姿勢に
　横になっているよりも、上半身を起こした方が呼吸が楽になります。
●水分補給
　水分をたっぷりとると、痰（たん）が切れやすくなります。
･原因となるものから離れる
　タバコや花火、ペットなどは症状の原因となることがあります。そばから離れましょう。
･腹式呼吸
　呼吸をする際に腹筋に力をいれると、痰が出やすくなります。

こんなときは病院に電話を　
　咳やせんそくの発作は夜間に起こりやすいものです。診療時間まで待ったほうがいいのか迷うことがあるかもしれません。あくまでも目安ですが、次のような症状がある場合には病院に電話をして対応を相談しましょう。
　歩いたり話したりできない・薬を使ったがよくならない・唇が紫色・繰り返し嘔吐する・咳き込んで眠れない・苦しいために起き上がって呼吸をするなど

9月からすすめていたホームページのリニューアルですが、やっとアップできました。
トップページにフラッシュ動画を入れる予定ですので、完成ではありませんが、ひと段落ついた感です。

ヒブワクチンの供給が安定し、他の予防接種と同様に随時ご予約をお取りできる状態になりました。自動予約サービスでも予約可能ですので、ご利用いただければと思います。

先週末（9月25日）に市から連絡があり、インフルエンザワクチン接種費用を決定しました。
例年は予約開始の案内時には料金も含めてご案内するのですが、今回は市町村が費用設定をするということで、患者様にご案内できないまま予約受付を開始していました。

本日（9月27日）までにほぼ予約が埋まってしまい、ご希望される方全員に接種ができない可能性も出てきました。なるべく希望される方全員に接種できるようにとは思っているのですが、、、。