2009年01月22日

インフルエンザ

当クリニックでもインフルエンザの患者さまが増加してきました。
インフルエンザの検査は発熱から6時間以上経過しないと
正しく判定されない可能性が高いため、発熱後すぐに受診していただいても
インフルエンザかどうかの検査は原則としてしていません。

高い熱が出ると心配ですが、水分をしっかりとり、安静にすることが
第一の対応です。
熱性けいれんの既往があり、予防投薬を指示されている方は
発熱に気づいたらすぐに予防薬を使用してください。
また、熱でぐったりしている場合には解熱剤を使用しましょう。
解熱剤にはアルピニー、アンヒバ、カロナール(商品名)などのアセトアミノフェン以外は
使用しないようにしましょう。

インフルエンザワクチンを接種していても罹患することはありますので、
38度以上の高熱が続く場合には、インフルエンザを疑いましょう。

タミフルやリレンザなどの抗インフルエンザ薬は
年齢により使えるものが変わります。

またここ数日タミフルに耐性のあるインフルエンザウィルスについての報道があり
滋賀県でもAソ連型でタミフル耐性株も一部に存在するとの報告がされています。
タミフル耐性株であってもなくても、熱が下がるまでは水分を十分にとり、安静にしていることが
治療の基本です。


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Posted by ぱーむ at 21:10│Comments(0)病気について
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